コンビとしての活動に加え、バラエティ番組やドラマ、ラジオなどでも活躍の幅を広げている相席スタート・山添寛さん。
その的確なコメントや鋭いツッコミには、「頭の回転が速い」「地頭が良さそう」といった声も少なくありません。
そんな山添寛さんの学歴が気になる方も多いようです。
今回は山添寛さんの高校・大学時代の学歴と学生エピソードを通じて、知的な印象のルーツを探ってみたいと思います。
高校は京都府立鴨沂高校!進学校としても知られる伝統校

山添寛さんの出身高校は、京都府立鴨沂(おうき)高校です。
高校は京都府立鴨沂高等学校卒業。
出典:モデルプレス
1872年創立という長い歴史を誇る府立高校で、京都府内では「進学にも力を入れている伝統校」として知られています。
鴨沂高校は、その名の通り、鴨川のほとりで京都御所のすぐ東側という京都市の中心地に位置しており、周囲は歴史ある街並みに囲まれた、落ち着いた雰囲気の中で学生生活を送れる環境が整っています。
現在の偏差値は51で、標準的な学力層の生徒が集まる学校と言えそうです。
卒業生の中には皇族や大学教授、学者なども名を連ねており、毎年、関西を中心とした国公立大学や私立大学への合格実績が多数ある高校としても有名です。
そんな環境で高校生活を送ったことが、山添寛さんの言葉選びや知的な印象に、少なからず影響しているのかもしれません。
高校時代はバイトに励み、恋もした多忙な日々

山添寛さんの高校時代は、まさに「働き、学び、恋をした」充実の学生生活だったようです。
高校時代はサッカーではなく、空手
中学時代にはサッカー部の副キャプテンを務めていた山添寛さんですが、高校時代の部活動は明かされていません。
その一方で、空手を習っていたことが明かされています。
山添さんは高校時代に空手を習っていたという
出典:VITUP!
高校での正式な部活だったかは不明ですが、本人のプロフィールにも趣味として「空手」と記載されており、かなり熱心に取り組んでいた可能性があります。

身体を鍛えるだけでなく、礼儀や集中力も養われる武道に親しんでいたことで、現在の落ち着いた雰囲気や言葉遣いにもつながっていそうですね。
高校時代はアルバイト生活
高校時代に特に力を入れていたのがアルバイトです。
有名なのが、CoCo壱番屋(ココイチ)でのバイト。
「まかないでカレーが食べられるから」という理由で始めたものの、1年間続けて体重が8kg増えるほど、どっぷりハマっていたそうです。
外食のカレーに目覚めたのは高校1年の頃。友だちに「CoCo壱番屋(ココイチ)に行こう」って誘われてから、外カレーもアリかなと。まかないが食べられるからバイトもして、1年間で8キロ太りました。
出典:withnews
さらに、新聞配達のアルバイトもしており、お笑いコンビ「ミキ」の実家に新聞を届けていたというエピソードも。
寛ちゃんは高校に入ってから、アルバイトで僕らの地域の新聞配達をしてくれてたんです。
出典:TV Bros.WEB
このバイト代で、NSC(吉本総合芸能学院)に入学するための学費を自分で貯めていたというから驚きです。
新聞配達の最終日には、ミキの母親にこんな“宣言”をしていたそうです。
アルバイト最後の日、おかんが「寛ちゃん、高校卒業したらどうするん?」って聞いたら、「おばちゃん見といて! 俺、スターになるから」って去って行ったらしくて。
出典:TV Bros.WEB
この言葉の通り、今ではテレビに引っ張りだこの存在に。
本当に“スター”になってしまったのですから、有言実行とはこのことですね。
交際していたのは大物の娘
さらに高校時代の注目エピソードとしては、赤井英和さんの娘で、タレント・プロレスラーの赤井沙希さんとの交際がありました。
これは赤井沙希さん本人が番組内で明かしたもので、当時の付き合いについて次のように語っています。
赤井は、「私、地元が京都なんですけれども。中学生時代に、相席スタートの山添寛くんと付き合ってたんですよ」と告白。
出典:ABEMA TV
2人が交際していたのは、山添寛さんが高校1年生、赤井沙希さんが中学2年生の頃。
期間は約3ヶ月ほどだったそうですが、山添寛さんから告白し、大阪デートなどを楽しんでいたようです。
2人は山添が高1、沙希が中2の頃に3か月ほど付き合ったという。
出典:スポーツ報知
その後、2人は番組やYouTubeで共演するなど再会を果たし、現在も良好な関係を続けていることがうかがえます。
責任感を持って働きながら、夢に向かって準備をし、そして恋愛も楽しむ――
そんな山添寛さんの高校時代には、“計画性”と“感性”の両方が光っていたように思えます。
今の知的で落ち着いた芸風の背景には、こうした学生時代の経験がしっかりと根付いているのかもしれません。
進学校出身ながら大学には進学せず、実践の場・NSCへ

山添寛さんは、進学実績の高い京都府立鴨沂高校を卒業するも、大学には進学しませんでした。
周囲が大学進学を目指す中、迷わず芸人になる道を選ぶのは、なかなか勇気のいる決断です。
ですが山添寛さんにとっては、進学よりも「舞台に立つこと」「漫才をやること」のほうが明確な目標だったのでしょう。
芸人としての第一歩は、吉本総合芸能学院(NSC)大阪校・27期生としての入学でした。
ただ、ここで組んだコンビでの漫才が「思い描いていた形と違った」ことから、相方との解散を繰り返すことに。
ひとりで入ったけど、漫才したかったからコンビを組みたいなとは思ってて。(中略)ネタ合わせしても結局やりたい感じと違うっていう理由で解散してしまって。それを何回か繰り返してたら、ほかの人らはみんなコンビ組んでて、組めそうな人が少なくなくなってたんよ。
出典:TV Bros.WEB
結果として、コンビを組める相手がいなくなり、入学からわずか2ヶ月で中退。
それでも諦めることなく、今度はNSC東京校の14期生として再スタート。
そこで現在の相方・山﨑ケイさんと出会い、『相席スタート』を結成しました。
もしも大学に進学していたら、こうした流れや出会いはなかったでしょう。
学歴よりも、“現場で学ぶ”ことを選び、自分のスタイルを確立してきた山添寛さん。
あえて大学には進まず、早くから芸人としての現場に飛び込んだからこそ、現在の山添寛さんらしい芸風や言葉のセンスが磨かれていったのではないでしょうか。
まとめ
山添寛さんの学歴と学生エピソードを整理すると、以下の通りです。
- 出身高校:京都府立鴨沂高校(偏差値51前後の伝統校)
- 大学:進学せず、高校卒業後はNSCへ
- 高校時代の活動:CoCo壱番屋や新聞配達でアルバイトし、NSC進学費用を自力で準備
- 恋愛エピソード:高校時代に、タレント・赤井沙希さんと3ヶ月交際
華々しい学歴があるわけではありませんが、山添寛さんの“賢さ”は、学生時代から積み重ねてきた経験と、自分で選び取ってきた道のりに表れているように思います。
言葉のセンスやツッコミの鋭さ、冷静な分析力に裏打ちされたトーク力――
コンビとしてはもちろん、1人の芸人として活躍の場を広げていく姿が楽しみですね。
それでは、ありがとうございました!
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