芸能界でも注目を集める釈由美子さんの子育て方法。
特に、息子さんの驚異的な英語力が話題となっています。
なんと8歳で英検2級に合格するという快挙を成し遂げたのです。
一体どのような英語環境や学習方法が、この驚きの成果につながったのでしょうか?
今回は、釈由美子さんの子育て・教育法に注目し、その秘訣を探っていきます。
釈由美子の子供の幼少期からの英語環境づくり

釈由美子さんの英語教育の特徴は、幼少期からの自然な英語環境づくりにあります。
具体的には以下のような取り組みを行っています。
- 「おうち英語」赤ちゃんの頃から英語をかけ流し
- NetflixやYouTubeで英語版アニメを視聴
- プリスクール(英語教育を行う未就学児向け施設)への転園
特に、コロナ禍で自宅にいる時間が増えた際に、英語のアニメや映画を見せていたことが、息子さんの英語への興味につながったそうです。
受験スクールをやめた後はちょうどコロナ禍で、家でずっと英語のかけ流しをしていたんです。Netflixで「ミニオンズ」や「ジュラシックパーク」を英語で観ていたら、すっかり英語にハマったようで。
出典:CHANTO Web
さらに、英語保育を行うプリスクールにも通わせることで、生活の中に英語が自然に存在する状態を作り出したといいます。
もともと普通の幼稚園に通っていましたが、英語に興味があるなら、とプリスクールの体験に連れて行ったら、すごく楽しかったみたいで。息子が「ママ、ここに行きたい!」と言ったので、すぐに転園しました。
出典:STORY
英語の発音は今でもネイティブ並みということです。
本人の英語力が伸びたことに驚きつつも、「押しつけはしていない。あくまで興味に寄り添うだけ」とのこと。
英語が“勉強”ではなく“日常の一部”として根づいていたことが、息子さんの語学力を自然に引き出したのかもしれませんね。
自然な形での英語習得法

釈由美子さんの英語教育で特筆すべきは、「勉強」としてではなく、自然に英語を習得させる方法です。
- 多読:本を大量に読む(これまで1万冊以上)
- 多聴:英語の映像作品を積極的に視聴
さらに、プリスクールを通じて、フォニックス学習(音と文字の関係)を習得し、息子さんは自然な形で語彙力やリスニング力を養うことができました。
プリスクールに通うようになってからは、耳で英語を覚えたり、フォニックスでどんどん英語の本を読むように。
出典:STORY
日常生活に工夫を通して、「楽しいから自然と覚える」状態を大切にしていたそうです。
また、釈由美子さんは教育方針について、このように語っています。
甘やかすのではなく選択肢を用意して、息子に選ばせます。ちゃんと自己判断し、セルフプランニングできるように。
出典:美ST
実際、英検へのチャレンジも本人発信でした。
普通の幼稚園から、本人が「ママ、ここに行きたい!」と言ったことをきっかけに、プリスクールへ転園したのも、本人の希望。
その後、6歳のときに、英検を受けたいと希望したのも息子さんでした。
まわりで英検を受ける子が多かったので、息子も受けてみたいと言いだして、年長の6歳の時に3級を受験して合格しました。
出典:STORY
釈由美子さんは、子供が興味を持ったタイミングを逃さず、自主的な学びを応援するスタンスが一貫しています。
子供自身に考えさせ、興味を持ったことに主体的に取り組ませることで、英語学習も自発的なものへとつながっていったのでしょう。
英検対策と独自の学習アプローチ

釈由美子さんの息子さんは、年長(6歳)で英検3級、小1(7歳)で準2級、小2(8歳)で2級に合格しています。
この進度は非常に早く、一般的な英検の合格目安と比較すると、そのすごさがよくわかります。
級 | 合格目安 | 推奨目安 |
---|---|---|
3級 | 中学卒業程度 | 日常的な話題について、基本的な語句が用いられた短い話や文章の概要や要点を捉えたり、自身の考えや感想を理由を含めて基本的な語句を用いて伝えることができる。 |
準2級 | 高校上級程度 | 日常的な話題について、概要を捉えたり、情報や自身の考えを基本的な語句を用いながら伝えることができる。 |
2級 | 高校卒業程度 | 社会的な話題について、文章や話の展開を把握しながら概要や要点、詳細を理解し、情報や自身の考えを展開を考えながら詳細に伝えることができる。 |
つまり、通常より約8~10年も早く各級に合格していることになります。
とはいえ、英検2級は「社会的な話題を把握し、自分の考えを展開できる」ことが求められるため、本人も完全に高校生並みの社会的理解があるわけではないでしょう。
試験に必要な英語力と形式への慣れを、自然な学びの中で身につけた結果だと考えられます。
釈由美子さんも準2級受験の際には、その懸念はあったとインタビューで語っています。
準2級になると語彙力も求められるし、時事問題も増えるので、どうなるかな?とは思っていたんです。でも、ハリーポッターシリーズも英語で読んでいて、自然と語彙力も増えたようです。
出典:CHANTO Web
それでもやはり、これまで同様に英語本を読むなど自然な形で語彙力を増やし、本人は「勉強している」という感覚を持たずに楽しんでいたということですね。
実際に受験対策についても、詰め込みではなく、あくまで日常生活の延長線上で英語力を伸ばしてきました。
- 過去問は受験の2週間前に確認する程度
- 文法の詰め込みは一切行わない
- 「自然な表現か」を重視し、感覚的な英語判断力を育成
自然な英語習得+最小限の試験対策で、ここまでの成果を出しているのです。
特に印象的なのは、英検2級受験時のエピソード。
このとき釈由美子さんは映画撮影中で、ほとんどサポートできない状況だったそうですが、息子さんは「受けてみたい!」と自ら挑戦を決意したとのこと。
一次試験対策は、過去問もほとんどやらなかったそうで🙈
唯一、新しく導入された要約問題のWritingだけ練習していたそうです。
出典:釈由美子オフィシャルブログ
二次試験は、父親と対策したようですが、「SNSに個人情報を晒すことの是非」という社会的なテーマについて英語で意見を求められる場面も。
SNSを見たことも、やったこともない息子にとっては、なかなかの難問。
(しかも英語で🙃)
それでも
「ちゃんと自分なりの考えを伝えてきた!」 と
自信満々に話す姿に、
挑戦することの大切さを改めて感じました😌
出典:釈由美子オフィシャルブログ
単なる英語力の高さだけでなく、「自分で考える力」「自分の言葉で伝えようとする力」「挑戦を恐れない姿勢」がしっかり育っていることが伝わってきます。
釈由美子さんは、子供の意思を尊重し、本人がやりたいことを選ばせている点も特徴的です。
英語学習も「本人がやりたいならやればいい。結果にこだわらず、モチベーションや指標になればいい」と考えているそうです。
息子さん本人が主体となって学びを深める姿勢が育っていたことも印象的です。
子供の自主性を尊重する育て方が、長期的な英語力育成にもつながっていることがうかがえますね。
まとめ
釈由美子さんの息子さんが、8歳で英検2級に合格したという快挙は、早期からの英語環境づくりと、子どもの自主性を尊重する育児スタイルの賜物でした。
- 幼少期からの自然な英語環境づくり
- 多読・多聴を中心とした自然な英語習得
- 子どもの興味と意思を尊重した学習アプローチ
- 結果にこだわらず、英語を楽しむことを重視
この方法により、息子さんは6歳で英検3級、7歳で準2級、そして8歳で2級に合格するという驚異的な成果を上げました。
釈由美子さんの英語教育法は、従来の詰め込み式教育とは一線を画す、新しい英語学習のあり方を示しています。
子供にすべての決定権を委ねる勇気、そして失敗すら経験として受け入れる姿勢は、英語力の育成だけでなく、これからの人生を自分で切り拓いていく力を育んでいるように思えます。
子供の個性や興味を尊重しつつ、自然な形で英語力を伸ばすこの方法は、多くの親子にとって参考になるのではないでしょうか?
英語教育に悩む親御さんにとって、新たな視点を提供する素晴らしい事例と言えるでしょう。
それでは、ありがとうございました!
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