人気女優として活躍中の堀田真由さん。
彼女の高校時代は、芸能活動との両立を目指して大きな決断をした時期でした。
堀田真由さんはどこの高校に通い、どのように芸能活動と学業を両立させたのでしょうか?
その軌跡を追ってみましょう。
堀田真由の高校遍歴:滋賀から東京へ
堀田真由さんの高校生活は、2つの学校に分かれています。
1年生:滋賀県の近江兄弟社高校
堀田真由さんは滋賀県出身で、地元の私立高校に通っていたとされています。
ネット上では「近江兄弟社高等学校」に在籍していたという情報が見られますが、公式な確認は取れていません。
堀田真由ちゃん可愛くて可愛くて最近お気に入りなんだけど、滋賀出身で近江兄弟社にいたと知ってものすごーく親近感湧いた。
出典:X
出身の長浜市から近江兄弟社高等学校まで、通学距離が片道1時間以上と遠いことからも、確定的な事実とは言い切れません。
堀田真由は近江兄弟社出身説があるみたいだが長浜から近江八幡とおくね?
出典:X
また、堀田真由さんは6歳から16歳までの10年間、クラシックバレエに打ち込んでいました。
学業に加えてバレエの練習もあり、時間的にも体力的にもハードな日々を送っていたことがうかがえます。
このような生活の中で、学業と両立しながら、高校生活を送っていました。
2年生〜卒業:東京都の日出高校(現・目黒日本大学高校)芸能コース
高校2年生に進級するタイミングで、堀田真由さんは芸能活動に専念するため、東京都目黒区にある「日出高校」の芸能コース(現在の目黒日本大学高等学校・芸能スポーツプロフェッショナルクラス)に編入しました。
この決断は、堀田真由さんが女優としての道を本格的に歩み始める大きな一歩となりました。
芸能コースは、補修制度や短期集中スクーリングなど、芸能活動やスポーツ活動と学業を両立させたい生徒にとって、柔軟で充実したサポート体制が整っています。
そしてなにより、同じように芸能界やスポーツの世界を目指す仲間が多く在籍していることも、モチベーション維持の大きな支えになったことでしょう。
互いに刺激を受け合いながら、目標に向かって切磋琢磨できる環境です。
堀田真由さんもこのような環境で学業と芸能活動を両立させ、女優としてのキャリアを築いていったと考えられます。
堀田真由の覚悟:転校決断の背景

堀田真由さんが女優を志すきっかけは、母と観た映画『八日目の蝉』。
「それまではクラシックバレエで“踊る”という表現をしていましたが、“言葉”でも表現できるんだ、と気づかされたんです。」
出典:朝日新聞デジタル
中学3年生のとき、「高校デビューしたい」と『ソロモンの偽証』のオーディションに挑戦するも、不合格。
その後も夢を諦めず、アミューズの新人発掘オーディションに挑戦し、見事「WOWOWドラマ賞」を受賞しました。
地方で始まって、審査に通った人が東京に集まって泊まり込みで生活するんです。そこでバーベキューなどもしたのですが、一つ一つの行動も審査の対象になっていたんですよね。モニタリングされていたみたいで、すごく印象に残っています(笑)。
出典:Real Sound
こうして堀田真由さんは高校2年生で日出高校芸能コースに転校し、女優の道へ本格的に踏み出したのです。
高校2年生で編入した背景には、芸能界で本気で生きていくという強い決意と覚悟がありました。
もう地元の高校に通っていたので事務所の方が『上京は卒業後でもいい』と言ってくださったんですけど、『いや、明日にでも東京に行きます』って。当時は怖いものがなくて無敵でした(笑)。
出典:美人百花
そして、堀田真由さんは、「帰ってくる暇がないくらい頑張れ」という両親の言葉に背中を押され、夢を叶えるために、東京での新生活をスタートさせました。
一度はオーディション不合格となり、夢から遠ざかった堀田真由さん。
それでも諦めきれなかった強い想いと、何度も挑戦する負けず嫌いな心が、彼女を女優の道へと導きました。
多くの人が迷う年頃に、自ら進む道をはっきりと選び取ったその覚悟には、ただ感心させられるばかりです。
「上京します」と言い切ったその一言には、夢に向かって自分のすべてを懸けるという強い意志が込められていたのでしょう。
今の堀田真由さんの凛とした存在感は、まさにこの覚悟と行動力があってこそ築かれたものなのだと実感させられます。
芸能活動と学業の両立テクニック

芸能界での活動と高校生活の両立は、想像以上にハードです。
撮影やレッスンで不規則になりがちなスケジュールの中、堀田真由さんもまた、限られた時間を有効に使いながら日々努力を重ねてきました。
堀田真由さんは、東京・日出高校の芸能コース(現・目黒日本大学高校)に転校後、学業と女優業を両立しながら、実に多くの作品に出演してきました。
特に高校在学中(2015〜2017年3月)だけでも、以下のような実績があります。
- ドラマデビュー作『テミスの求刑』(2015・WOWOW)
- ドラマ『相棒 season14』(2015)
- ドラマ『家売るオンナ 最終話』(2016)
- 映画『全員、片想い 嘘つきの恋』(2016)
- 映画『超高速!参勤交代リターンズ』(2016)
- 映画『ママ、ごはんまだ?』(2017)
これらの作品に加えて、『獄門島』『コールドケース』など、時代劇や本格ミステリーへの挑戦も経験。
映画3本、ドラマ6本と、すでにプロとして活躍するレベルの実績を残していたことがわかります。
芸能活動のために授業を欠席しても、補習や短期集中授業でカバーできる体制、そしてプロダクションと学校の連携があってこそ、両立が可能になったのです。
それでも、最も大きな原動力はやはり本人の努力と意志の強さ。
限られた時間を有効に使い、現場でも学校でも全力を尽くす――まさに「覚悟を持って選んだ道」を歩み続けていたのです。

その後、堀田真由さんは、高校卒業から間もない2017年後期のNHK連続テレビ小説『わろてんか』でヒロインの妹・藤岡りん役に抜てきされ、一気に全国的な注目を集めました。
さらに、2019年には『non-no』専属モデルに就任し、女優とファッションの両軸で活動。
以降も毎年のようにドラマ・映画へコンスタントに出演し、主演や重要な役柄を務めるなど、今や若手実力派として確かな地位を築いています。
高校時代から続けてきた「芸能と学業の両立」。
限られた時間の中で“やるべきこと”と“やりたいこと”を両立するのは、並大抵の努力ではありません。
堀田真由さんが学業と仕事を両立できた背景には、学校の制度だけでなく、自分で時間を管理し、努力を積み重ねる力があったからこそ。
華やかな世界の裏側には、地道な努力とセルフマネジメント力が欠かせないのだと、あらためて気づかされます。
「好きなことを仕事にする」という夢を実現させた彼女の姿は、同じように夢を追いかける若い世代にとって、大きな励みとなるはずです。
まとめ
堀田真由さんが通っていた高校は、滋賀県内の私立高校(※近江兄弟社高校との説あり)から、芸能活動に本格的に取り組むために編入した日出高校(現・目黒日本大学高校)芸能コースです。
芸能界で生きると覚悟を決め、高校2年生で上京・転校という大きな決断を下しました。
日出高校では、芸能活動と学業の両立を可能にするサポート体制を活かしながら、映画・ドラマに多数出演。
現在では、毎年のように映画やドラマに出演を続け、確実に女優としてのキャリアを積み重ねています。
「転校」とは、単なる環境の変化ではなく、人生の大きな選択。
彼女の“覚悟の転校”は、夢をあきらめず進み続けた強さの証です。
堀田真由さんの今後の活躍にも、引き続き注目していきたいですね。
それでは、ありがとうございました!
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